明照学園  理事長 コラム

野口校長先生の『今日を生きる』

明照学園理事長及び樹徳高等学校校長の野口秀樹校長先生のコラムになります。
学校の様子や校長先生が日々感じていること、考えていることを書き綴っています。
平成20年10月22日から、毎日更新中です。

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平成21年1月16日からの訪問人数

令和7年6月

6月15日(日)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今のところ部活動一つもないようです。校内にいるのは私と警備の人と長谷川幸弘先生3人、本当に静かな学校です。
今インターハイ予選の最中なのですが、男女卓球部が団体でそれぞれ優勝を果たしました。
おめでとう!
昨日、父の47回忌の法要を行いました。
お陰様で子供達3人が集まりご供養致しました。
皆とおに父親の年齢え、孫の世話に追われております。
それにしても父の人生は短かった。
「お父さんは・・・」「お父さんはあのとき・・・」「お母さんが・・・」などと回想しながら楽しく会食を致しました。
来年は母の7回忌、 また皆で楽しい時間を過ごしたいものです。

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6月13日(金)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今日は県内各所で交通安全マナーアップ運動が行われます。
県下一斉交通安全マナーアップ運動は高校生の登校状況、自転車、列車の乗車マナーなどを教師、保護者が協力してチェックし交通事故防止、マナー向上を目指しております(皆を元気にする朝の声かけも行います)。
私の記憶ですと昭和58年群馬県で行われた赤城国体の時に始められました。
今年で42年目になるはずです。
群馬の高校生の自転車による交通事故はあいかわらず全国1位、何とかこの汚名を返上したいものです。
交通安全マナー運動も形骸化してまいり、各学校の任意の取り組みに変わって行く方向であります。
昨日、前橋の会議に出かけるのにJR両毛線14時5分の列車を使用致しました。
3年生が三者面談なので何人かの生徒たちと同じ車両で移動しました。
私のことをい付いて嬉しそうにひそひそ話をするもの、まったく気づかない者、様々ですが、生徒と同じ車両に乗るのは結構楽しいのであります。
大きな声で挨拶してくれる男子生徒もおりました。
本校生の乗車マナーは良好でした。

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6月12日(木)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今日は群馬県私学振興会の役員会・情報交換会などがあり前橋へ午後出張します。
相変わらず外へ出かけていく用務が多いのです。

先日、妻の母方のおじいさんの50回忌の法要に参加しました。亡くなってから49年経過しているので、子供達は既に全員亡くなっております。
その子供達(いとこ)が10数人集まったのです。
私も妻と結婚して45年経ちますので、そのいとこ達の40年前の姿も覚えております。
久しぶりに会った方達を見てびっくり、皆さんお年を取られたのであります。
会ってすぐの会話が、どこが悪くて手術をしたとか、通院しているとか、まるで自慢話のようなのであります。
そのなかで私たち夫婦が一番年若でありますが、そういう私も病気自慢に参加してしまいました。
久しぶりにお会いすると浦島太郎ではありませんがみんな爺婆になってしまっている。
法事終了後食事会になりました。
私はお酒を頂いたので、この間何度かトイレに行き、洗面台の大きな鏡に映る自分の顔や姿を見るのですが、特別若いと思っている鏡に映る私の顔は姿は、皆と同じ姿をしていたのであります。
おお!!! 怖い!
私は床屋に行くと若返るので、昨日学校の隣の床屋さんへ行ってまいりました。

高校2年生は進路ガイダンスが行われ、外部から40名の講師がおみえになります。

ここはどこかな?

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6月11日(水)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
関東地方も梅雨に入ったようです。
大自然を豊かにする恵みの雨でありますが、九州では梅雨前線が停滞し線状降水帯の発生等で浸水・河川の増水などに警戒しているようです。
自然災害の本当に多い、我が国であります。
穏やかに、穏やかにを祈りづづけてまいりましょう。
昨日はキャリア探究コースの外部講師の講座の話を致しましたが、今日は2年生の総合的な探究の時間に「ソニー生命の出前授業」が行われます。
テーマはライフ・プランニングであります。
家族ができたり、家を購入したり、その時に必要なお金、貯蓄など、大人になることのイメージを学ぶことができるのではないでしょうか。
楽しみです。
先日従兄の奥さんの葬儀に出かけてまいりました。
69歳なのでまだ若い、存在感のある働き者の女性でありました。
残念ですね。
本当に悲しみに包まれた、お別れを惜しむ葬儀でありました。
死はライフプランニングに組み込むのは酷でありますが、人生には必ずついて回ります。
「アニメの星」のGTVの撮影が校内に入ります。

琵琶湖朝日が昇りました。思わず手をあわせました。
これも大自然のなせる技です。

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6月10日(火)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
2年Jクラス『メディカル・バイオ系列』出前授業「助産師入門」
が行われます。
校内にいて専門家よりいろいろな講義が受講できる、樹徳の新しいキャリア探究コース、非常に面白いのです。
中学生にも上手に伝えていきたいと思います。

宮家の彬子女王(あきこじょうおう)の著書『赤と青のガウン オックスフォード留学記』を先日の京都往復の間に読みました。
日本にいればすべて周りが済ませてくれることを、初めて自分で行わなければならない環境に彼女はおかれます。
そればかりか当初は語学の問題まであった。
お姫様が苦労される様子がよく理解できるのです。
イギリス オックスフォード大学における彼女の専攻は日本美術史でした。
アメリカへ行ったときに伊東若冲を世界に紹介し、人気者にしたジョー・プライスの指導を受けるのです。
彼は江戸時代の絵画を蛍光灯のような人工光の下では鑑賞しないのです。
なぜなら絵師は電気の光で見るための作品を描いたわけではないからです。
自然光以外の光で江戸時代の作品を評価するのは判断をまちがえる。
こんなことを教えられるのです。
この部分を読んでいて、私も気がつかなかったけれども、その通りと納得してしまいます。

女性皇族初の博士号を取得した彬子女王のお話、大変多面白かったのです。
頑張り屋のお姫様です。

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6月9日(月)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
木曜日の朝、顔を洗っておりましたら鏡に映った自分の顔を見て驚いてしまいました。
左目が出血して真っ赤なのであります。
心当たりとしては、前日の夕方、目に何かが入ったような違和感を感じた記憶があるのです。
困ったなー。本日、医者にいく時間がないのであります。
午後から土曜日まで京都へ出張、そんな事を考えるとドンドン不安になってくるのであります。
眼球に大きな傷ができてしまったのか、もしかしたら失明してしまうのか・・・。
恥ずかしながらこの年になっても私の心は大きく揺れるのであります。
眼底出血が多い副校長先生に病院へ言った方が良いかどうか尋ねると、「視力が落ちてきたのなら別ですが、そうでなければ自然に治ります。」と笑いながら教えてくれました。
心配性の私としてはホッと致しました。

京都の出張は浄土宗に関係する学校が全国に32校あるのですが、その会合が今年は京都にある仏教大学で行われたのであります。
夜の情報懇談会でたまたま隣になった熊本県にある鎮西高校、真和中学高等学校の理事長先生、この方はベテランの眼科医なのであります。
こんな所でお医者様に出会ってしまう運の強い私、この方からも1週間もすればきれいになりますとお墨付きを頂きました。
今日で5日目ですが少しづづ改善されている感じが致します。

今朝撮った寺のあじさい、きれいでしょ。

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6月5日(木)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今日も爽やかな朝です。
昨日同様朝日が素晴らしかった。
今、窓から鶯の鳴き声が聞こえております。随分近くで鳴いているようです。
こんな朝の時間に単純な私は本当に幸せを感じてしまうのです。

新聞の第一面は「出生率 初の70万人われ・・縮む日本、揺らぐ経済」。
昨年に比べて5.7%減ったのだそうです。
そして国の想定よりも15年早い。
少子化が加速していて速度が弱まる方策が見つからないのでありましょう。
この問題は前から予測されておりましたが行政は何の手打もうてなかった。
何故ならこの人口減少に対して、その正解を知っている人が世界のどこにもいないからなのであります。
歴史上に事例がないのだそうです。
ただ1度、14世紀から15世紀にかけてヨーロッパでペストが流行ったときだけ。
これが唯一例外的な人口減少なのだそうです。
この人口減少は日本だけではなく、世界の先進国が当時多発的に起こっているのです。
人口問題は頭が痛いですね。
かつてと異なり、子供を豊かに愛したり、未来に胸を膨らませて大きな夢を見たりすることができない体質の人間に私たちが変わってきたのでありましょうか?

共生図書館のスヌーピーとチャーリーブラウンです

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6月4日(水)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今朝の日の出は最高でありました。
雨が沢山降って空気が澄んでいる中に、目映いばかりの太陽が上り輝くのです。
この光を浴びていたい・・・そんな思いの朝でありました。
太陽の光を浴びて植物は光合成を行いドンドン成長していきます。
同様に太陽の光は人間にも同様のプラスのエネルギーをもたらすと信じているのです。
だから特に朝日に当たりたい願望が強い。
朝日は体内時計をリセットしてくれます。
朝起きてすぐに太陽の光が目に入ると、脳内分泌されたホルモが夜になると、睡眠ホルモンに作り変えられ、自然な眠りを誘ってくれる。
そしてこのホルモンが喜びや快楽にかかわる神経伝達物質の「ドパミン」や、恐怖や不安にかかわる神経伝達物質の「ノルアドレナリン」などを調整する働きがある。
だから太陽の光が人をハッピーにしたりうつ病に追い込んだりすることにも関わっていると言われているのだそうです。
日照時間の少ない国ではうつ病や自殺が本当に多いのだそうです。
太陽の光の効用はまだまだありそうです。
喜んで皆さん太陽に当たってみませんか(紫外線問題もありますが)

野球界のスパースターと呼ばれた長島茂雄さんが亡くなりました。
TVも新聞も彼の追悼記事でいっぱいです。
私は今から50年前私は長島茂雄の引退試合を外野席を見ることができた1人です。
ご冥福をお祈りします。

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6月3日(火)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今日は1日雨のようです。
本校の樹妙にあります「雨の日には雨の風情」こんなおおらかさ、精神的余裕を充分に味わいたいものです。

教育実習生が昨日から実習に入っております。
教師不足が話題になっているときに、もしかすると彼らは金の卵かもしれません。
終戦後、高度成長期を迎え教師が不足し、教師の採用枠が急増し、教師の志願者のほとんどが容易に就職できた時代がありました。
他にやりたい仕事がないから「先生でもやろう」あるいは特別な技能がないから「先生にしかなれない」などといった消極的な動機から教師の職に就いた先生を「でも、しか先生」と言っておりました。
1950年から1970年位の事です。
今は事情が違いますが教師の希望者が減少してしまい、少子化なのですが先生が足りない。
長時間労働など過酷な労働環境、保護者対応、待遇問題等で人気のない職業になってしまったのであります。

未来を担う、可能性の塊の子供達を育む教育が衰退していくとこの国の未来が見えなくなってしまうのです。

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6月2日(月)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
2千円の備蓄米のニュースばかりでありますが、既に販売されたようであります。
いろいろ問題はありそうですが、スピード感と実行力、これは現代の価値観のように思われます。
今日から衣替え、夏服になります。

カトリック修道士アッシジの聖フランシスコ(1182 - 1226) が小鳥に説教するシーンを書籍や映画で見たことがあります。
私はこれをまねて雀に話しかけたりすることがあるのですが、相手にされていないようであります。
『僕には鳥の言葉がわかる』という本を見つけました。
まだ買うかどうか迷っております。
私のお寺につがいの野バトが住み着いており、夫婦で庭の虫などをついばんでいる姿よく見かけます。
穏やかな情景なので気に入って見ております。
昨日、鳩の羽根が沢山散らばっているのです。
しかも卵まで割れて下に落ちている。
カラスにやられたか、それとも境内を我が物のように走り回る野良猫の仕業か。
かなりの抵抗の後が想像できるのであります。
羽根を掃除しながら悲しくなるのです。
大善寺の境内を楽園のよう振る舞っていたおしどり夫婦・・・。
許せないそんな感情が起こってくるのです。

でも自然界では日常のこと、善い悪いの尺度を超えていることなのかもしれません。

こちらは亀の甲羅干しゆったりした気分になるでしょう

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