明照学園理事長及び樹徳高等学校校長の野口秀樹校長先生のコラムになります。
学校の様子や校長先生が日々感じていること、考えていることを書き綴っています。
平成20年10月22日から、毎日更新中です。
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平成21年1月16日からの訪問人数
令和7年9月
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
昨日は東京に出張しましたが東京は外を歩いていると汗だくだく、会議の会場は冷房ガンガン、この寒暖差私は不得意であります。
帰ってくると群馬も相当な暑さであったようです。
20日からお彼岸、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りになる事を期待したいと思います。
俳優のロバート・レットフォードが亡くなりました。魅力的な男優で私も好んで彼の映画をみた者です。
「明日に向って撃て!」「スティング」など何度もみております。
この訃報をみた後、30年も前に青年私学経営研究会という組織で一緒に活動していた仲間の訃報を知らされました。
私も分別のある年齢になりましたので、世の無常は心得ておりますが、懐かしい人やお世話になった人とお別れするのがなんとも淋しいものであります。
生きると言うことは、どこかでカウントダウンが始まっている・・・。
前向きに、明るく生きていきたいと思います。
園児生徒と共に生きる幸せを感じております。
今日は1時限目、全校朝礼頑張らねばなりません。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
何かの拍子に背筋のどこかを痛めたようで、椅子に腰掛けていて立ち上がるときにとても痛いのです。
歩いているときには影響がないのですが、立ち上がる一瞬だけなのですが、今日で3日目になります。
背筋の強化を考えなければなりませんね。
今、陸上の世界選手権東京大会が行われており、盛り上がっておりますが、冬季オリンビックでメダルを獲得したことのあるカーリングの話を致します。
カーリングは、投げたストーンが氷の上をスムーズに進むよう先回りして、ブラシでゴシゴシとリンクをこすります。
先日カーリング育児(カーリングペアレンツ)と言う言葉を知りました。
子どもの失敗要因になりそうなこと、障害と認められることに次々に先回りして手を出し、子どもが進む道を平にならしてしまう「過保護で過干渉な親」のことを言うのだそうです。
長く学校教育の中にいるとそんな親御さんがいらっしゃいますね。
こんなことを言うと叱られてしまうかもしれませんが、子供の頃は失敗の連続でそこから多くを学び、成長していく。
次は失敗しないようにどうしたらいいかを子供は子供なりに考える、これが自立と問題に向かう前向きな姿勢を作っていく大事な成長の種まき。
親御さんも忍耐がある程度必要では、行き過ぎはみんなを幸せにしないかもしれません。
今日は日本私学中高連常任理事会でこれから東京へ出かけてまいります。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
昨日は敬老の日でお休みでした。
私は山梨県甲府市勝沼にある大善寺、私が住職を務めるお寺の名前と同じなのでですか、用事がありまして出かけてまいりました。
連休中なので高速道路の混み具合を心配し、朝6時に出発しました。
道路も特別混むこともなく、無事に到着し目的を果たすことができました。
出発前に学校横の浄運寺で朝のお勤めをしたのですが、その時2台の樹徳バスが出ておりましたので、今日は野球の1回戦があるので部長が運転して出かけた事が確認できました。
山梨から午後4時に帰宅して、ところで野球の結果はどうだったのかとスマホで確認すると、まさか、まさかでありました。
私の妻はその結果のことは知っているのでありましょうが、まったく話題に出しません。
私も話題しないように努めました。
朝の新聞は私がいつも取りに行くのですが、妻が何故か朝一番に「今日は新聞お休みね!」
野球が負けた話は朝も話題になりませんでした。
我が家の夫婦は変でしょうか。
私たち夫婦はいつも生徒を応援しているのであります。
勝沼の大善寺はこんな参道を登っていくのです
おはようございます。
今日もよろしくお願います。
動いていると蒸し暑いのですが、窓を開けてパソコンに向かっていると、肌寒い感じが致します。
秋ですね。つい確認してしまいました。
今日は樹徳高校プレテスト1200名の中学生が受験致します。
一昨日は9・11でありました。
私はすっかり忘れてしまったのです。亡くなった3000名近くの方々に申し訳なく思いました。
2001年9月11日アメリカで起こった同時多発テロ事件、ニューヨークの110階建ての世界貿易センタービルにハイジャックされたアメリカン航空の旅客機が突入し爆破炎上した。
そしてその大きな旅客機がビルに刺さっている。
テレビの映像を見て驚きました。これはドラマか、それとも映画のワンシーンか。
本当に信じられない映像でした。
私はその時樹徳中学を開校した年、中学1年生に、このショッキングな世界の動きを忘れないようにと力説したのを覚えております。
あれから24年が経過しました。
世界はドンドン自国中心的、排他的な傾向になっていくようで心配です。
我が国も同様であります。
先日、今旬の政治家、玉木さんの講演を聴く機会がありました。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
本日は高大連携講座が行われます。
今年度第6回目、今日のテーマは生命・医学2025「薬学」講師は山口理科大学小野田淳人先生です。
1・2年生の進学探究コース190名がこれに参加致します。
小野田先生とはご縁が深く、ちょうど10年前に「Google Science Jam2015」で本校の理科部がグランブリーを受賞し、アメリカのGoogle本社に招待されたことがありました。生徒たちは英語でプレゼンをしてきたのでありますが、その時、小野田先生が大学生メンターとしてご指導下さっていた。
今日は薬学全般について学びますが、栄養ドリンクは1日に何本飲んでも大丈夫?
こんな楽しい質問もできるそうです。
有意義な時間になることを期待します。
今年の大学連携講座
1、生命・医学「iPS細胞の最前線を知る」 京大 和田濱先生
2、宇宙「素粒子と宇宙の謎に迫る」 東大 石野先生
3、ロボット「自立型サッカーロボット」 群大 山田先生
4、最先端科学「半導体技術の未来を探る」 横河ソリュージョンサービス 経済産業省後援
5、最先端技術「お札の印刷技術」 国立印刷局 津久井先生
楽しそうでしょう!!
この方です。(大学のホームページより)
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今年は3月から心がけて歩いております。
早起きなのですが朝はお寺や学校などのおつとめがありますので時間がありません。
夕方楽しく歩いております。
特に今年の夏は毎日10000歩を目指しました。
休日は朝晩歩いて、20000歩にチャレンジした日もありました。
最近は健康・食事・老化・などに関する書籍に目が行ってしまい、歩くことが体によい関係の本を何冊か読んだ影響が大いにあります。
私単細胞ですぐに実践したくなるタイプ。
そもそもは躓く(つまづく)事が多くなったので、これを解消するために歩き始めました。
その後、歩くことの効果を感じております。
また歩くことが続いている大きな原因の一つがシューズです。
アメリカ製のアルトラというメーカーのゼロドロップシューズを購入しました。
かかととつま先の高さが同じで、なおかつつま先が細くない。だから裸足に近い感覚で歩いております。
私は右膝に傷をもっておりますが不思議と痛くならないのであります。
ユーミンのラジオ番組で紹介された本、彼女が今読んでいるそうです。
私も負けずに購入しました。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
昨日は館林の関東学園大学附属高校へ行ってまいりました。
大正14年に東京の新宿に開校され、終戦後、館林に移動。
この地は戦時中、熊谷陸軍飛行学校の分校で航空士官学校の疎開先でもあり、隣に陸軍館林飛行場がありました。
戦争末期には特攻基地としての機能も担っていたのだそうです。
その建物などをそのまま使用してこちらに開校。
学校の歴史も様々であります。
日本でカラーテレビが初めて発売されたのが1960年(昭和35年)だそうです。今朝のラジオで言っておりました。
今の人達には想像もできないでしょうが、昔のTVは白黒でした。
そのカラーテレビの値段ですが50万円、今聞いても驚いてしまいます。高い!
当時の大学卒業の初任給が約1万円、カラーTVを現在の貨幣価値に換算すると300万円だそうです。
私が小学校の低学年の頃、よその家で見せてもらったことがありましたが、感動したのを覚えています。
しかし、カラーテレビも番組によっては白黒放送でした。
その頃三種の神器と言いまして白黒TV、洗濯機、冷蔵庫、どこの家庭でも憧れていて、これらの電化製品が普及したのだと思います。
今の人達にとったら信じられない事でありましょう。
あの当時は日本の高度成長期、この国も元気がありましたよ。
関学の校地の中に航空神社の跡地がありました。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
このコラムを書いていて気がつきましたが、今日9月9日は五節句の一つ重陽の節句でありました。
別名菊の節句、菊のシーズンなのでありましょう。
「菊作り 菊見るときは 陰の人」
作家の吉川英治さんの言葉ですが、日本人の大好きな感性ですね。
毎日、熊出没のニュースがあるので、先日熊の季語は冬という話をしました。
それで思い出したことがあります。
10年前の9月、仲間の六合村にあります全寮制の白根開善学校へ私学の校長会でまいりました。
白根開善は「人はみな善くなろうとしている」 という教育理念の元に創立された山奥の私立学校です。
ここの理事長先生は私と同い年、最近はお会いしませんが昔は仲がよかったのです。
この学校の掲示板に
「熊が出没する時期になりました。運動場は熊の生活圏ですからそれを踏まえて行動しましょう」
おもわず、笑ってしまいましたが、自然と共存している。
大らかで、豊かで、この学校の良さが現れているような気が致しました。
TVのニュースとは別の感覚の世界も有るのであります。
今日は私学の教科研修で館林の関東学園大学付属高校へ出かけてまいります。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今朝の皆既月食はご覧になれましたか
私は一番最後の所をみることができました。
その後、カメラで撮影しなければと思い立って外へ出たのですが、間に合わなかった。
ところで、石破総理が自民党総裁を辞任し退陣することが決定しました。
大変な時期に就任したのでかわいそうなところがございましたが、やむを得ないでしょう。
政治の事は解りませんが、もう少し早い決断があってもよかったかもしれません。
国民に迎合する政治家ばかりではこの国の未来が心配です。
昔、「意先筆後」と言う掛け軸に出会ったことがあります。
調べて見ると意先筆後(いせんひつご)とは、書道において、文字を書く前にまず頭の中で字の形や構成を明確に思い描いてから筆を下ろすという考え方だそうです。
私は毎月4カ所に毛筆で文字を書いております。
大きな模造紙2枚を貼り合わせたもの、模造紙1枚、そして、それらよりも小さいサイズ。
私は書き直しは致しませんので、模造紙を前にしたときに配置をイメージします。
次に書き上がった状態を映像として想像します。
それができると筆に墨をつけ一気に書き上げるのです。
その時は呼吸を止めているかもしれません。
書家でもない、ただ必要に追われて書いている素人でありますが、これが毛筆を書くときの儀式になっております。
私には「意先筆後」の意味がよく理解できるのです。
余談になりますが、筆に墨をつけて紙に筆を落とす瞬間、勇気がいるのであります。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
台風15号の影響でしょうか雨が降っております。
もう大分前になりますが、関西の塾のカリスマ講師と言われた的場亮さんの著書『夢をかなえるためのコツ8』を読んだことがありました。
大学中退から始まって大工さんなどいろいろな経験をされた方なのですが、子供達にわかりやすい指導をされるのです。
「人間の脳の中には、神経細胞と神経細胞をつないでいる神経繊維がある。
みんな最初はこれが細いんや。
でも反復練習をくり返すと太くなって、数自体も増えていく。
するとどうなると思う?
みんなの脳の中に高速道路ができるんや。
高速道路を走っている車と普通の道を走っている車、どっちが早く目的地に着く?
高速道路やろ。
速いスピードで走りやすいようにつくられていて信号もないから、一度に何十台、何百台のクルマが流れていけるんやな。
みんなの脳も同じや。
自分の脳を鍛えるためには単純計算や音読がええんやで。
これは脳科学で証明されていて、単純計算や音読を徹底すると自分の脳の中に高速道路をつくれる。
脳の情報処理能力を高める為に、みんなに毎日、単純計算をやってもらっている。」
たとえば単調でつまらないことでも「今ここを鍛えている」と実感しながら取り組むことがで出来るとしたら、身につくことも変わってくる。
教える側の力量が考えさせられます。
今朝の上毛新聞「ぐんま経済ウオッチ」に探究学習で取り組んだ本校生とお菓子屋さんとのコラボ商品の記事が出でおりました。