明照学園理事長及び樹徳高等学校校長の野口秀樹校長先生のコラムになります。
学校の様子や校長先生が日々感じていること、考えていることを書き綴っています。
平成20年10月22日から、毎日更新中です。
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平成21年1月16日からの訪問人数
令和7年11月
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
昨晩の雨が黄砂情報を吹っ飛ばしたのか、クリアーな本当にクリアーな青空が展開しております。
気分のいい朝、スタートはこれに限ります。
今朝の新聞を見ましたら、インフルエンザによる群馬県の学級閉鎖1265クラス、多いのに驚きであります。
昨日本校の警備の方がインフルエンザに罹りました。
警備は3人編成ローテーションでお願いしているので穴埋めはできることが多いのですが、昨日は緊急でありましたので、私ども職員が手分けで閉門、開門、校舎の施錠開錠を行いました。
安心して帰宅でき、安心して出勤できる。
当たり前のことなのですが、必ずしも当たり前ではない。
考えてみるとありがたいことなのです。
今朝は、警備の方が私たちを迎え入れるためにしてくれていたことができていない。
カーテンを開ける。各所の電気をつける、空調のスイッチが入る。
などなど。
組織の中では1人1人の動きはよく見えませんが、間違いなく人それぞれの役割がしっかりあるのであります。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
3連休中にも桐生市には熊が出た情報がありました。
いずれも子熊のようですが、冬眠前にお腹がすいているのでしょうか。
県内の高校で少し前までインフルエンザが大流行だったのですが、少し遅れ気味で本校にもやって来そうであります。
うがい手洗いマスク等それぞれで注意してまいりましょう。
“ファーストナイト・エフェクト(第一夜効果)”と言う言葉を聞いたことがありますか?
旅行など慣れない場所で寝るときに、最初の晩は熟睡できず目を醒ましやすい、これを“ファーストナイト・エフェクトと言うのだそうです。
枕が変わってよく眠れなかった経験はないですか。
私は硬い枕でないと寝られないので、出張でホテルなどに泊まるときはホテルの用意してもらうようにお願いをしております。
何もないときはバスタオルを何枚にも折ってフアフア枕の上にのせて寝ます。
睡眠をしっかりとることは免疫力を高める事なのでインフルエンザ流行中は特に大切ですね。
でも夜中に目を覚ますこと、これは石器時代の名残りなのだそうです。
捕食者が周囲をうろつく弱肉強食の世界にあって、長時間眠りこけてしまうような生物は自然淘汰されてしまった。
私の体の中で遠い遠い昔が息づいている。
不思議ですがすてきなことですね。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
昨日は熊出没事件で大騒ぎしましたが、特別な事もなくほっとしている所であります。
今日は通常どうりであります。
広島県世羅郡西太田小学校1年生加藤大喜君の書いた「だっこの宿題」という作文を紹介します。(少し長いのですがご容赦下さい)
これは平成17年第57回鈴木三重吉賞の優秀作品です。
タイトルが素敵なので読んでしまいました。
先生が「今日の宿題は、だっこです。お家の人みんなにだっこしてもらってね」といいました。
ボクも「ええーっ」とびっくりしました。
だってだっこの宿題なんて、初めてだからです。
なんか恥ずかしいと思いました。
でも、嬉しかったです。
急いで家に帰りました。
家に帰ってすぐ、お母さんに「だっこが宿題に出たんだよ。宿題じゃけえ、だっこして」と小さい声でいいました。
お母さんは「へえ、だっこの宿題でたん」とびっくりしました。
でも、すぐ、「いいよ」とにっこりして言ってくれました。お母さんは座って、ぼくをひざにのせて、両手でぎゅうってだっこしてくれました。
お母さんの手はぬくかったです。
だっこしてもらったら、ぼくの体もぬくくなりました。
ぼくが、「お家の人みんなにだっこしてもらわんといけん」と言ったら、お母さんはちっちゃいばあちゃんに、「だっこしてやって」と言ってくれました。
ちっちゃいばあちゃんは笑って、「おいで」と言って、だっこしてくれました。
そして、「大きくなったね」と言ってくれました。
次は大きいばあちゃんにだっこしてもらいました。
大きいばあちゃんはぼくをだっこして「おもとうなったのう」と言ってくれました。
最後はお父さんでした。
「こんどはお父さんじゃ」と言って、お父さんはいきなり両手でぼくの体を持ち上げて、胴上げをしてくれました。
ぼくは体がふわっふわっと浮かんだようで、気持ちよかったです。
お父さんはぼくをゆっくりおろして、ぎゅっとだっこしてくれました。
お父さんの体はぬくかったです。
ぼくはまたしてもらいたいと思いました。
そしたらお父さんが「また胴上げとだっこしちゃるで」と言ってくれました。
嬉しかったです。
だっこの宿題が出たから、家族みんなにだっこしてもらいました。
最初は恥ずかしかったけど、気持ちよかったです。
だっこの宿題、また出たらいいなと思いました。
(すべて平仮名で書かれておりましたので少し読みやすくしました)
こんな宿題を出した素敵な先生に会ってお話をしてみたいと思います。
抱っこも懐かしいのですが、先日桐生の町をこんなバスが走りました。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
出勤時の外気温2℃でありました。今季最高の寒さであります。昨日も申し上げましたが、桐生のえびす講の威力はただ者ではありません。
昨日、新田暁高校へ授業・生徒の活動発表を聞いてまいりました。
私が群馬県の産業教育審議会のメンバーに委嘱されておりますので毎年、実業高校へ2カ所出かけます。
介護実習、パン作り、編み物 名刺交換など実習風景を見てまいりました。
生徒たちは楽しそうでありました。
群馬県の教育長が女性なのでメンバーも半数は女性、これはなかなかナイスであります。
私は平田教育長のファンで、本当に立派な方であります。
今警察から連絡が入りました。
学校から200㍍離れた市役所周辺に熊が出没したとのこと。
登校時の生徒さんの安全確保に留意頂きたい。
私たちの朝がこれで俄然忙しくなりました。
これから対応に当たります 。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
昨日で期末試験が終了しました。
私は午後、私学の教務担当者研修会で前橋の群馬県公社総合ビルへ出かけていたのですが、そこに勤務されている女性から「樹徳の校長先生ですよね」と声をかけられました。
子供さんが在学していて本日試験が終了することをご存じでした。
チョット驚いたのですが、意外なところで保護者に出会うのは結構嬉しいこものです。
本当に世間は狭いのであります。
今日から桐生市では冬の風物詩のえびす講が始まります。
西宮神社のゑびす講は近県では特別盛大のようで、参道や周辺の通りは歩行者天国となります。
縁起物の熊手やお宝、そして食べ物などの露天商が約300店参道に並び、独特な雰囲気を醸し出します。
商売繁盛、商売繁盛 恵比寿様の徳にあずかり幸せになる、そんな行事です。
かつて栄えた織物商人の町の勢いが残っているようです。
寒いけど夜の風情がいいですね。
桐生では昔から「足袋とコタツ」はえびす講からと言われておりますが、不思議と突然寒くなるのです。
私のえびす講の想い出は、やっと買えたカッコいいダッフルコートを着て誇らしげ歩いた夜のこと。
心も体も暖かかった。
今朝の気温は今年度で一番寒い4℃でありました。
明日はもっと寒くなるそうです。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
期末試験の折り返しですので、校内の部活動は制限されております。
樹徳中学校では第一期入学試験となります。
私が今勤めている五重相伝会は3日目、思っていたよりもハードであります。
受講しているお年寄り、疲れてきたのではないでしょうか。
講義の内容はとても充実しております。
11月15日の今日から11月26日まで「デフリンピック」世界手話、日本手話、英語圏の手話などを使いながらコミュニケーションをとる大会が日本で行われます。
これはデフ(聞こえない・聞こえにくい) アスリートのための国際スポーツ大会のことなのです。
例えば陸上、スタートのピストルの音が聞こえないのです。
だから光で知らせます。
種目によって様々ですが、旗で進行を伝えたり、参加国70~80ヶ国、種目21競技、選手団は3000名、スタッフを含めると6000名の大会。
この国際大会が始められてから今年で100年、初めて東京で行われるのだそうです、
皆様デフリンピックを応援して下さい。
これがデフリンピックの大会エンブレムです。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
高校は試験の第2日目、中学3年生はニュージーランド研修4日目となります。
ここの所少し寒い感じが致します。
今日はどうなのでありましょうか。
私は本日もお休みさせて頂きます。
学校横のお寺で五重相伝という行事を4日間行っているのです。檀信徒の皆様の修行の行事、今日が2日目であります。
朝9時から午後5時まで食事時間、休み時間はございますが、ほとんどぶっ続けで講義、法要、ご回向が為されております。
私がこの行事の主催者で、伝灯師と言う役割を務めております。大変な役なのです。
浄土宗の念仏の奥義を参加者にお伝えする。
講義は大正大学副学長林田先生が務めて下さっております。
これを支える僧侶の方が毎日15人お手伝い頂いております。
それでは私はそちらの方に移動致します。
これが講義の様子です。
おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
昨日、12時に中学校を出発した中学3年生の海外語学研修、日本時間の5時50分にオーンランド空港に無事到着したという連絡が入りました。
これから有意義な時間が展開することになります。
高等学校は明日から期末試験ですから、学習に集中しなければなりません。
アメリカ生まれの教育者・哲学者・牧師であるウィリアム・アーサー・ウォードの言葉です。
「 神は今日あなたに 86,400秒の贈り物を 与えてくださっています。
あなたはこれを 何に使いますか? 」
私なら何に使うか、今日の予定が入っていますから、それにそって1つ1つこなしていくことになります。
毎日のことでありますから、あまり感動がありません。
でも今日だけ、生きるチャンスを頂いたと受け止めるとまったく見えるものが変わります。
ひとときも無駄にできない。
できたらまた明日神様からこの時間がいただきたい。
叶うなら最高に感謝したいと必ず思います。
忘れておりますが
限られたいのちの中で、今日を生かされているのであります。