明照学園  理事長 コラム

野口校長先生の『今日を生きる』

明照学園理事長及び樹徳高等学校校長の野口秀樹校長先生のコラムになります。
学校の様子や校長先生が日々感じていること、考えていることを書き綴っています。
平成20年10月22日から、毎日更新中です。

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平成21年1月16日からの訪問人数

令和5年6月

6月7日(水)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今年の夏は海外科学研修が実施できそうであります。
4年間コロナの関係でお休みしておりましたが5類にもなり、諸外国の対応も柔軟になりましたので、実施することに致しました。円安と諸物価高騰の関係と現在での安全性でオーストラリアを選択しました。
40数名が参加する予定であります。
放課後第3回目のオリエンテーションが行われます。
1年生の相生菜園農場実習も始まっております。
1年生だけ在学中1回になりますが土に親しむ機会です。
理論指導も専門家にお願いしております。
母なる大地に触れながら、生徒たちは何を思うのでしょう

このコラムでは まどみちおさんの詩を何回も紹介しています。私が好きだからであります。
「ぞうさん」や「やぎのゆうびん」の作詞家で104歳まで生きられました。

「どうしてだろうと」 まどみちお

どうしてだろうと
思うことがある
何万年 何億年
こんなに 透きとおる
日の光の 中に 生きてきて
こんなに 透きとおる
空気を 吸い続けてきて
こんなに 透きとおる
水を飲み続けて 
わたしたちは
そして わたしたちの することは
どうして
透きとおって こないのだろうと・・・

我が家のあじさいは透き通っております。

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6月6日(火)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
久しぶりに妻が、寺院の婦人の研修で長野に出かけているので、
今朝の朝食はコンビニのおにぎり1個119円でありました。醤油焼きおにぎり、塩分が強そうですが美味しかった。
そしてコップ1杯の水、熱い緑茶2杯、朝はすべてがうまいのであります。
幸せです。

昨日届いた月刊『知致』の今月号に、私が親しくお付き合いをさせていただいていた作家の神渡良平先生の訃報の記事が出でおりました。
私の人生が混沌としていて、恥ずかしながら不平と不満ばかりの毎日、この方との出会いが私を救い出してくれたのです。
この方のご縁で多くの方をご紹介いただきました。良い縁が良い縁を結んでいく。
樹徳中学校開校時には、校歌の作詞をお願いし、先生に毛筆で書いていただきました。
中学校生徒昇降口のショウケースに今も飾られております。
緑陰祭の定期講演会で全校生にお話をいただいたこともございました。
こんなご縁で長いお付き合いなのですが、この1年くらい私がご無沙汰していたのです。
先生からいただいた言葉、「 人生はご恩返し 」忘れません。
ご冥福をお祈り致します。

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6月5日(月)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
私は昭和28年生まれ、戦争でアメリカに敗れたという劣等感も、恨みもなく子供時代を過ごしました。
テレビの放映が始まった頃、外国の番組が吹き替えられて、毎日のように流れておりました。
アメリカのホームドラマの中には、冷蔵庫があり、もちろんテレビがあり、自動車がある。
なんてすごい国なのだろうと子供心にアメリカに憧れたものであります。
日本に比べての豊かさはもちろんですが、家族の仲の良さにも驚いたものです。
(私の父は男子の教育には特に厳しかったので)
欧米では、成人したら親元を離れて自立した生活を営むということが若者のスタイルだとも教えられたような記憶があります。
日本に比べて独立心の強い欧米の若者達でありました。
ところが先日見た新聞に欧米でも最近は親子同居が増えている記事が出ていたのです。
理由はアパートを借りるにしても家賃が高すぎるのだそうです。
実家暮らしなら家賃にお金を割かない代わりに貯金ができ、贅沢なことにお金が使える。
若者も時代とともに変わっていくのでありました。
そう私たち大人も随分変わりました。
凶悪犯罪が増えた日本になりました。
今後はどうなっていくのでしょう。

東京見た木ですが、オリーブの実だと教えられました。
本当かな?

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6月3日(土)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今は雨がやんでおります。
この雨のため各県で災害が出ているようであります。
「線状降水帯」、本当に怖いですね。

このコラムで「狩野探幽」の双幅の掛け軸が私の寺から出てきたことを書きました。
そしてテレビ鑑定団に出したいと言ったその日に、応募要領を教えてくれた先生がおりました。
一週間後に楽しいエピソードを書き込んで、私の寺の職員の名前で応募してみました。
その職員は現在84歳、非常勤なのですが、未だに軸管理は彼が行っております。
ちまたの骨董好き、目利き自慢は沢山いるし人気番組ですから応募も多いはず、簡単に選考から漏れる。
とはいえ、もしかしたらという一縷の望みが無かったわけではありません。
もしもの時のために、私は本人には応募した話と送った資料の写しを渡しておきました。
彼はその昔、桐生高校の演劇部、そして日大の芸術学部卒業、毒蝮三太夫の同級生ですから、このような話は大好き、私の戯言を楽しんでくれたのです。
すると一週間後に下請け制作会社から連絡がありました。
そして担当デレクターが1人で乗り込んできたのです。
さてさて実現するのか企画会議で落とされるのかわかりませんが、瓢箪から駒が出るかもしれません。

こんな箱書きがありました。

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6月2日(金)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
台風2号の影響でしょうか、関東地方も大雨が降る予報です。お手やらかにお願いしたいと思います。
昨日、群馬県高体連から総体男子総合成績の修正一覧表が送られて参りました。それによると総合成績3位の樹徳が前橋育英を抜いて2位に順位が上がっておりました。
3位でも初めての本校、2位、青天の霹靂生徒たちの頑張りにただただ拍手であります。
おめでとう!おめでとう!

オーストラリアの偉大な精神科医・心理学者アルフレート・アドラー(1870年 – 1937年)の言葉です。
「マイナスをプラスに変えることができるのは、人間だけが持つ能力である。」

これは皆さんに大声で言わなければならないことだと思っています。
どんな状況も、マイナスの側面に光をあてればマイナスに映り、プラスの側面に光をあてればプラスに映る。
しかし現実は一つなのです。
私はこの力、すごい力だと思っています。
生徒達のこの度の総体でも、彼らは劣勢の場面を心の力でチャンスに変えていった。
きっとそんなことがいくつもあったのではないでしょうか。
私なども場面場面で変化しますが、プラスの側面ばかりでものをとらえるように努めております。
この方法が身についてくると、毎日が楽しくなるから不思議です。

同窓会長の小倉さんです。
先日の富士スピードウェイの24時間耐久レース頑張りました。
隣がトヨタの会長豊田章男氏、2人ともいい顔しているでしょう。

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6月1日(木)

おはようござます。
今日もよろしくお願いします。
今日から6月。新しい月に入りました。
今月も最良の月になるよう努めてまいりましょう。

私は毎朝、鳥の鳴き声を聞きながら出勤しております。
私はこのシチュエーションが大好きです。
お寺には本当に沢山の鳥たちがやって参ります。
大善寺の境内に出入りするカラスがおります。
もしかすると敷地内に巣を作っているのかもしれません。
私は毎日、境内に続く墓地を歩くのですが、その時2匹のカラスがそれぞれの場所で私の動きを監視しているのです。
私がお墓を歩き出すと、どこからか姿を表すのです。
寺の隣の家ではニワトリを飼っております
日曜日の朝などこの鳥が大騒ぎをするのです。
ただ事ではないような騒ぎ方です。
その雄叫びのような鳴き声を不思議に思っていたのですが、最近その真実を確認してしまったのです。
私の家に出入りするカラスが、産んだ卵を盗むのです。
そして大善寺の境内で中身だけ食べ、殻を捨てていくのです。
私などよりはずっと賢いやつなのです。

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