明照学園  理事長 コラム

野口校長先生の『今日を生きる』

明照学園理事長及び樹徳高等学校校長の野口秀樹校長先生のコラムになります。
学校の様子や校長先生が日々感じていること、考えていることを書き綴っています。
平成20年10月22日から、毎日更新中です。

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平成21年1月16日からの訪問人数

令和6年7月

7月26日(金)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
準決勝高校野球ですが、雨と落雷のため時間が長時間中断され、結果的には本日に持ち越されました。
5回の裏樹徳の攻撃が始まることになります。
何度も中断された中で、両チームの選手達は気持ちを切らないで、プレーに集中しておりました。
高校生ですが立派です。
応援団も大変でありましたが、今日も頑張りましょう。

私が若い頃流行ったNSPというフォークグループの「汗」という曲があります。

つぶつぶの しょっぱい汗を
つぶつぶの 汗を流し
つぶつぶの しょっぱい汗を
つぶつぶの 汗をぬぐう
この世で一番大事なものは 一体何だろう
・・・・。
つぶつぶの しょっぱい汗を
つぶつぶの 汗を流し
つぶつぶの しょっぱい汗を
つぶつぶの 汗をぬぐう

生徒たちとしょっぱい汗を喜びながら流します。

ピッパも応援します。

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7月25日(木)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今日は高校野球準決勝、全校で応援しようと呼びかけております。
課外授業もありますし、部活動の合宿や大会、その他、そんなわけにはまいりませんが、心は一つで応援したいと思います。

平成29年の夏に私はこんな暑中お見舞いを書いたことがございました。

暑中お見舞い申しあげます。

配られたカードで
勝負するしかないのさ
それがどういう意味であれ
       スヌーピー

アメリカの漫画「ピーナッツ」に登場する犬のスヌーピーが教えてくれた言葉です。
彼は怠け者ですが哲学犬です。
与えられた環境と仲間達に感謝しながら目標に邁進致します。

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7月24日(水)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
お陰様で高校野球はベスト4に進出しました。
また明日が楽しくなりました。

数年前にクールビズが推奨されました。
本校でもある時期から行っていたのですが、意固地な私は勤務ネクタイをはずしたことがありませんでした。
最近は軽装期間を待ち望む一人であります。
暑くてネクタイができない。
我慢がなくなったのでしょうか。
「身だしなみは人のため、オシャレは自分のため」という言葉があります。
身だしなみは人の目にどう映るか、相手にとのような印象を与えるか、人に不快感を与えないように身なりを整えることが重要ですね。
ビジネスマンのマナーの基本。
これに対してオシャレとは自分の為にするもの。
ですからその人の感性が重要でしょう。
自分をより洗練させて見せる・・・。
今は暑くてネクタイができませんが、生徒たちの前に立つ者として若作りのおしゃれをするように心がけております。
いくつになっても変化することを恐れてはいけませんね。

ああ!! こんな言葉がありました。

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7月23日(火)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
本当に暑い夏です。
やはり異常なのかもしれません。
生徒たちは夏期休業中、部活動、課外学習は校内で行われております。
そして楽しみにしております野球の準々決勝、第2試合なので両チームとも暑さの戦いもありそうです。
両チームとも暑さには負けないよう祈ります。
このコラムの令和3年7月23日(金) を見ると、今日が準々決勝、勝てばベスト4になると書いてありました。
夏のこの時期、高校野球の話題が多い。
話題にできるのが幸せです。
みんな生徒のおかげ、ありがとう!

長い間ご修理をしておりました浄運寺本堂、工事が終了し、業者から引き渡しを受けることになりました。
月末にはご修理を終えて、この観音さまも帰ってまいります。

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7月22日(月)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
終業式の金曜日にコラムを書いたのですが、掲載するのをまったく忘れてしまいました。
タイトなスケジュールでありましたが、珍しく来訪者ラッシュ、これで忘れてしまったのであります。
先日も書きましたが、若い頃よりも忘れることが多くなりました。

私は昨日、一昨日と裏千家淡交会関東第二学校茶道研修会の担当県として高崎のメトロポリタンホテルにおりました。
本校の茶道部の生徒も参加し、お茶のお手前や全体会での壇上での発表など立派に務めてくれました。
私は開催県の責任者ですので、役割が沢山ありました。
「豊かに育って欲しいという願いのもとで」で約50分話をしました。
私の話の最中、2キロ離れた高崎城南球場で樹徳対高崎の野球の試合が行われていたのです。
話し始めたときが3回で1対0で負けていたのです。
私の話が終わっても6回で変化なし。
心配しておりましたが、
最後は2対1勝利しました。
おめでとう!
今年もベスト8に入りました。
明日がまた楽しくなりました。

本校茶道部の研修会でのお茶のお点前(てまえ)です。
見事でした。

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7月18日(木)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
生徒は1学期最後の授業となります。
昨日成績会議も終わり明日が終業式、どうも今日あたり梅雨も明けそうです。
私は教師でありますが、幼稚園、小学校、中学、高校、大学といろいろな先生に会ってまいりました。
今思うと同じ先生は誰一人とおらず、それぞれが個性的でありました。
こんな大人がいるのだ、なんかずるいな、カッコーいいな、うるさいなー、逃げ出したい。やな奴。
この先生くらいにはなれそうだ。
この人ならついて行きたい。
こんなに純粋でいいの・・・。
思い出せばまだまだ書けるのですが、間違いなくこの先生方の影響を受けながら大人になってきました。
そして社会を人間を観察してきたのです。
学校教育は品質の均一化を求めますから求める教師像は統一されてきますが、善い悪いはともかく世の中にはいろいろな人がいるのであります。
元大阪大学総長の鷲田清一先生が高校時代の数学の先生のことを書いておりました。(おっせかい教育論)
学校で一番そりの合わない先生、勉強以外のことは何も語らず宿題をやっていなければ黒板の前に立たせる。
あるとき先生が駐車場に止めている車の後部座席に見ると数学の原書とお経がおいてあった。
別の先生にお経の話をすると、最近息子さんを亡くされたことを知った。
まさに青天の霹靂だった。
授業はいつも通りだし、休講もなかった。教室の誰一人異変に気づいた者もなかった。
大人とはこういうものかとしっかり教えられた。
そして働くとはこういうことか。

さてさて私は生徒たちにどう思われているのでしょう

面白い本でした。

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7月17日(水)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
昨晩海外科学研修参加者が元気に帰ってまいりました。
皆さんお疲れ様、短期間での成長を楽しみにしております。

子供の頃はあれを食べてみたい、これを食べてみたいという願望と執着があったのですが、量がそんなに食べられないのでこの頃はこの感覚がなくなりました。
皆さんは食事をするときに好きなものから食べるタイプですか、それとも好きなものを最後に食べるタイプですか。
ちなみに私は好きなものを最後に残していくタイプ。
お酒の大好きな仲間は良いお酒は、始めに飲まないと、酔ってくると味が分からなくなる。
値段の高いお酒は初めから。
非常に納得できる話であります。
別の友人がこんな話をしてくれました。
例えば4品用意されていて、その中の一番好きなものをワクワクしながら食べる訳です。
次は残りの3品の中から一番好きなものを喜んで食べる。
その次も2品の中の一番好きなものを。
そうすれば、いつも自分の好きなものを食べていることになる。
だから好きなものから食べる方がいいでしょう。
この食べ方も幸せそうですね。

これから東京へ出張してまいります。

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7月16日(火)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
連休中はしっかり梅雨模様で暑さも少しうちば、でもまもなく梅雨が明ける予報であります。
今年の梅雨は短い。

金曜日に桐生倶楽部の月次講演会を担当しました。
講演者は郷土を美しくする会会長の松崎靖さん、星野富弘美術館を囲む会群馬県支部長など、会社経営の傍らボランティア活動をライフワークのように続けられている方です。
タイトルは「トイレ掃除に学んだこと」。
大間々駅のトイレを平成9年の7月から27年間毎週金曜日、1日も休まず仲間達と続けてきた実践の話を伺いました。
私が子供の頃は、いたずらして皆に迷惑をかけたりすると、先生が「罰として便所掃除一週間」とトイレ掃除をさせられたことがありました。
トイレは学校の中で臭くて一番汚いところでした。
皆が嫌がるところなので罰だっのだと思います。
それを続けられている松崎さん、便器もですがご本人も輝いておられました。
トイレ掃除を通じて知り合ったイエローハットの創業者鍵山秀三郎さんを師事し、人としての道を学ばさせてもらったそうです。
私も松崎さんのご縁で鍵山秀三郎さんに中学の立志式、高校の緑陰祭で生徒のためにご講演を頂いたことがございました。

「0から1までの距離は、1から1,000までの距離より遠い」
鍵山さんから教えて頂いた言葉だそうです。
何事も、第一歩を踏み出す勇気、難しいですよね。

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7月15日(月)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今日は海の日で学校はお休みであります。
一週間前の全校朝礼で先の見えない、予測が難しい時代を生きていかなければならない生徒たちに進化論のチャールズ・ダーウィンの有名な言葉で激励したのであります。

「最も強い者が生き残るのではない、最も賢い者が残るのでもない、唯一生き残るのは変化できる者である」

この言葉です。
環境の変化によってそれに対応していくためには、待ちの姿勢ではなく、自らの力で生き抜いていこうという心を養わなければならないことを強調したのであります。
ところが、あとでこの言葉を調べてみると、ダーウィンはどうもそうはいってないようなのであります。
「1963年にアメリカの経営学者レオン・メギンソンが、ダーウィンの『種の起源』を読んだ感想を論文の中に書いた。これが何度も何度も引用されるうちに、『ダーウィンはこう言った』になってしまった。」
どうもこれが真相のようであります。
私のことでありますので力説してしまった。
反省しておりますが、変化できる心と力は身につけてほしいものです。

蓮が咲き始めたそうです。

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7月12日(金)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
昨日から夏の県民交通安全運動が始まりました。
36名が参加しております海外科学研修6日目です。
順調に学習が進んでいるようであります。
昨日は3年生を対象にした、「民間ノウハウを活用した選挙出前授業 」が行われました。
講師にはお笑いの「どぶろっく」と「きくりん」、こちらも楽しく学習できたようです。
本日は視聴覚教室が桐生市民会館シルクホールで行われます。古典落語を鑑賞します。
TVや動画になれてしまっている現代人、一人しか登場しない映像を15分から20分と見続ける、これは忍耐かもしれませんが、よく耳を澄まして聞いていると、その巧みな話術と表現力に引き込まれていく。
頭の中に映像が浮かび上がってくる。
落語の醍醐味が少しでも生徒たちに伝わると嬉しいと思います。
出演者 落語 笑福亭茶光、柳家喬之助、瀧川鯉昇、
    色物 柳貴家雪之介

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