明照学園  理事長 コラム

野口校長先生の『今日を生きる』

明照学園理事長及び樹徳高等学校校長の野口秀樹校長先生のコラムになります。
学校の様子や校長先生が日々感じていること、考えていることを書き綴っています。
平成20年10月22日から、毎日更新中です。

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平成21年1月16日からの訪問人数

令和6年9月

9月11日(水)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今日は9・11、アメリカ同時多発テロ事件(2001年9月11日)の日であります。 
あれから23年が経過したことになります。
TVで放映されたニューヨークの世界貿易センタービルに飛行機が刺さっているシーンはまるで映画のようでありました。 
この年の4月に樹徳中学を開校したばかりで、中学1年生にこのショッキングなニュースを真剣に伝えたことを思い出します。
世界には異常な思想を持った、行動派の人たちがいる。
井の中の蛙ではならない。
そんな事を中学1年生に興奮して話していた。
中1、四ヶ月の生徒たちには難しくて伝わらなかったことでしょう。
私も中学生を指導する1年生であったのであります。

アメリカの教育者ウィリアム・ウォードの有名な言葉に
「凡庸な教師は指示をする。
 優れた教師は模範となる。 
 偉大なる教師は内なる心に火をつける。」
 
私も成長致しました。

中学高原学校キャンプファイアー、20年前の写真です。

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9月10日(火)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
群馬県の安中・松井田方面で1時間に100ミリを超える雨が降ったそうです。
これは今朝のTVで知りました。
最近の雨の降り方、どうにかならないものでしょうか。
昔の日本人は大自然の働きのことを八百万の神(やおよろずの神)の成すことと考えました。
そしてその神は荒ぶる神でもありました。
大自然は確かに私たちに多くの恵みを与えてくれますが、同様に時には乱暴な神様に変貌して多くの災害も引き起こす。
恩恵をもたらす大自然の働き=神、災害をもたらす大自然の働きを=神。
でも日本人は両面を持つ神様を身近な存在として、愛したのであります。
面白い民族ですよね。
天変地異の自然災害は怖くて仕方ないですが、人類の歴史、すべてこれらを乗り越えて生き続けてきた私たち、きっと生きる力が強いのであります。
私たちの潜在能力、計り知れないのでは。

神国大和の先人達のDNA が私の中にもあるのです。

これも自然の演出、目の前が雲海です

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9月9日(月)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
昨晩は桐生地区でも花火大会が行われました。
小規模なものでありますが、町の大きなイベントに成長しつつある行事で、本校の卒業生が中心になって活躍しております。
終了後一晩中雷が鳴っていた。
桐生地区にも大雨注意報が出ておりました。
今気づいたのですが、今日は重陽の節句であります。
菊の節句覚えておきましょう。

私の執務している部屋に2つ日めくり暦があります。
1つは倫理法人会で
「 順調なときほど 気をひきしめる 」
もう一つは浄土宗で
「魔が差す・・・わずかな隙間が 道を閉ざす」

私は毎日がスペシャルで生きておりますが、今日の言葉を大切にして今日を生きようと思います。

全校朝礼があります。

学校隣の猫ちゃん、何かを狙っているのです。

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9月6日(金)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
今日は義理の父親の祥月命日(しょうつきめいにち) 、亡くなった日なのであります。
平成20年9月6日ですから丸16年が経過したことになります。
随分経ったのだなと驚いているのです。
その日、連絡をもらって新幹線で東京の順天堂病院まで駆けつけたのを覚えております。
現役の浄土宗の大本山増上寺法主(住職)でしたので自宅へは帰れなかった。
そんな事を思い出しました。
私は父親を早くなくしましたので、義理の父にはお世話になったのであります。
私も70歳を越え、頂いた恩を誰かに返していく、恩送りの歳になったことをつくづく感じております。

今日は県の校長会、公立の校長先生方とご一緒します。
昨日は私学の校長会、会場が高崎健康福祉大学高崎高、高校野球「春の選抜」全国優勝校です。
優勝旗と優勝杯にしっかりタッチしてきました。
いい縁は大事にしています。

これは優勝杯の写真です。

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9月5日(木)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
生徒は普通授業、私は私学の校長会で健大高崎に出かけます。
毎日大リーグの大谷君の活躍を楽しみにしておりますが、大分前に
侍ジャパンの監督を務めた小久保裕紀さんの面白い記事が月間『致知』に書いてありました。
イチロー選手の忘れられない思い出ということでありました。
小久保さんはプロ2年目に本塁打王を獲得しました。
でも天狗になり、翌シーズンはさんざんでした。(本人がそう言っているのです) 
一方イチローは3年連続の首位打者へばく進中。
その年のオールスターゲーム、外野を2人でランニング中に小久保さんは彼に聞いたのです。
「モチベーションが下がったことがないの?」
するとイチローは私の目を見ながら「小久保さんは数字を残すために野球をやっているんですか?」 と言ったのです。
「僕は心の中に磨きあげたい石がある。それを野球を通じて輝かしたい」
自分はなんと恥ずかしい質問をしたのかと、顔が赤くなった。
彼の一言で「野球を通じて人間力を磨く」 というキーワードを得た。

とても素敵な話なのです。
この話を思い出すた度に私の背筋がピット伸びるのであります。

県庁から撮った赤城山です。

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9月4日(水)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。

久しぶりに、教育界で有名な東井義雄先生の言葉を書かせて頂きます。
「小さい勇気こそ」というタイトルです。

人生の大嵐がやってきたとき
それがへっちゃらで乗りこえられるような
大きい勇気もほしいにはほしいが
わたしは
小さい勇気こそほしい
わたしの大切な仕事をあとまわしにさせ
忘れさせようとする小さい悪魔が
テレビのスリルドラマや漫画にばけて
わたしを誘惑するとき
すぐそれがやっつけられるくらいの
小さい勇気でいいから
わたしはそれがほしい

もう五分くらいねていたっていいじゃないか
けさは寒いんだよと
あたたかい寝床の中にひそみこんで
わたしにささやきかける小さい悪魔を
すぐやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそほしい

明日があるじゃないか
明日やればいいじゃないか
今夜はもう寝ろよと
机の下からささやきかける小さい悪魔を
すぐやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそほしい

紙くずがおちているのを見つけたときは
気がつかなかったというふりをして
さっさといっちまえよ
かぜひきの鼻紙かもしれないよ
不潔じゃないかと呼びかける
小さい悪魔を
すぐやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそわたしはほしい

どんな苦難ものり切れる
大きい勇気もほしいにはほしいが
毎日小出しにして使える
小さい勇気でいいから
それがわたしは
たくさんほしい

こんな言葉ですが小さな勇気私も欲しいです。

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9月3日(火)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。
昨日の桐生は35℃、台風騒ぎの後また暑さが戻ったようです。気象庁が発表した今年の夏の気温は(6月~8月)、これまでの日本国内の平均気温よりも1.76℃髙かった。
2020年までの30年間の平均気温(平年)との比較のようです。
過去最高気温で昨年と同様だそうです。
温暖化は勢いを増している。
気象庁は9月ももちろん平年よりも気温が高くなると。
穏やかで気持ちの良い秋風が恋しいのであります。

今日は校内基礎学力テストが行われます。

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9月2日(月)

おはようございまする
今日もよろしくお願いします。
9月になりました、今月も最良の月になるよう努めてまいります。
台風10号は各所に爪痕を残していきました。
この地球の気象環境が毎年ドンドン変化している。
みんな気がついているのですが、対処の仕方が徹底していない。
天災地変の数が異常ですよね。
それによって亡くなる人、悲しむ人がなんと多いことか。
世界中ですから
年をとったせいか一人で心配しているのであります。
今日は久しぶりに青空が見えます。
秋ですよね。

今日の日めくり暦です。
「 知恩 報恩 」
恩には気ついても、恩に報いることは大変です。
報恩が私たちの使命かも。

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