明照学園  理事長 コラム

野口校長先生の『今日を生きる』

明照学園理事長及び樹徳中学校・高等学校校長の野口秀樹校長先生のコラムになります。
学校の様子や校長先生が日々感じていること、考えていることを書き綴っています。
平成20年10月22日から、毎日更新中です。

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平成21年1月16日からの訪問人数

平成31年4月

4月26日(金)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。

平成もあとわずかとなりました。テレビでは毎日平成の総決算、この30年間にこんな事があったのかと改めて思い出しております。人の記憶はどうも当てになりません。

また明日から10連休、生徒達がどんな過ごし方をしてくれるのか、期待しております。学校ではこの期間の生活上の注意、学習上の課題、日本型学校教育ではこれが必須となります。

幼稚園などの新入園児、やっと園での生活スタイルができつつあったところですが、この10日間でまた振り出しに戻ってしまう。園長先生がこぼしておりました。この傾向はどこにでもありそうです。面白いですね、何をやっても賛否両論、嬉しい人、困っている人必ずいるのですから。

今日は中学校で後援会総会及び保護者会が行われます。
そして夜分に学園職員の歓送迎会が行われます。出席者は170人、楽しい時間になりますように!
致知出版社から送られて来た冊子にこんな言葉が書かれておりました。

「 人間はそれほど
  強いものではない
  苦しいこと 悲しいことに
  胸ふさがれる日もある。
  気力が萎える時もある。
  そういう時 どういう言葉を
  口ずさんでいるか
  それが運命を左右する
  こともある 」

私にも私を支えてくれる言葉がやっぱりあります。

4月24日(水)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。

昨日は「子供読書の日」でありました。私はこの関係で、国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟大ホールへ半日おりました。そこで読書活動優秀実践校として文部科学大臣表彰をうけてまいりました。特別講演会があり、事例発表と対談があり、最後に表彰式、長丁場でありました。子供達にどのようにして本を読む喜びを感じてもらうか、工夫している人達の集まり、皆いい顔をしておりました。読み聞かせのボランティアおばあちゃん達も頑張っておりました。
この施設は昭和39年の東京オリンピックの時に選手村だった所だと思います。今度のオリンピックでは活用しないのでしょうか。代々木公園の中なのでとてもいい場所にあるのですが、最寄りの駅が皆遠い。私は千代田線の代々木公園駅を使いましたが、10数分歩きました。前回は小田急線参宮橋駅、この度で3回目、あまり行く事のない施設です。

明日、4月25日は樹徳高校の創立記念日です。お陰様で105年を迎えました。
皆様のご厚情に感謝申しあげます。

4月22日(月)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。

今朝は京都におります。甥が浄土宗大本山清浄華院で法然上人法要の導師をつとめる栄誉を賜りました。その法要に立ち会うため、学校をお休みさせていただきます。

京都にちなんで今日は昔、知恩院の和尚様から聞いた話を思い出して書いてみます。

「 昔インドに森を守る神がいた。
 その神様は乱暴なライオンとトラが大嫌いであった。
 それは弱い動物が食われてしまうからである。
 神様はこの森からライオンとトラを追い出すことを計画した。
 隣の森を守る神様にも相談したが反対された。
 それでも神様は追い出す計画を実行した。
 その結果、森からライオンとトラはいなくなった。
 神様の望みは叶ったのである。
  しばらくするとライオン達がいなくなり、安全となった森に人間が入りだし開発が始まった。
 樹木は伐採され畑となった。
 家が建ち町ができ、とうとう森はなくなってしまった。」

あらゆるものとの関わりの中で、生かし生かされている。そんな意味でしょうか。あなたのおかげ、忘れないようにいたします。

4月20日(土)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。

本日は高等学校の学年別保護者会があり出勤しております。午前中が2年生、午後が1年生となります。

15日の夕方(現地)、パリのノートルダム大聖堂から火災が発生し中央にそびえていた尖塔と屋根の3分の2が消失してしまいました。テレビで観ていた日本人の私でも残念でなりません。大聖堂はフランス人の心のよりどころだと聞いています。
ノートルダムとはフランス語で「われらが貴婦人」という意味で、聖母マリアを指しています。したがってノートルダム大聖堂は聖母マリアに捧げられた教会でカトリック信仰の中心地であります(パリ以外にもノートルダムを冠した教会堂は世界各地のフランス語圏の都市に建てられています)。
パリの大聖堂は、12世紀の半ばからおよそ200年かけて完成され、フランスの大事な歴史の舞台にもなっているそうです。例えば1804年、あのナポレオンがローマ法王を臨席させて皇帝になるための載冠式を挙行した。また大統領だったシャルル・ド・ゴールやミッテランの国葬も行われている。
渡航経験の少ない私でもセーヌ川岸から大聖堂の全景を観たことはあるのです。素敵でしたよ。そしてせむし男の話を思い出したのであります。(中に入らなかったのが、今になると心のこり)
この火災の中での奇跡は主祭壇に設置されている大きな十字架が無事だったこと。人知では計り知れないことが世の中には沢山あるのです。

4月19日(金)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。

昨日から、1年生宿泊オリエンテーションが校外施設で行われています。A班は桐生市青少年野外活動センター、B班は県立東毛青少年自然の家、私は桐生市の梅田町にある野外センターに出かけていき、55分話をしてきました。皆瞳が輝いている生徒達でありました。君たちは高校3年生の誕生日を迎えると成人、大人、君たちが18才成人の第1号、そんな自覚を持って高校生活を過ごして欲しいと話してきました。彼らはどうも気づいていないようでありました。

西洋の格言に
「朝のわずかな時間は 午後の数万時間に匹敵する」というものがあります。そんなバカなと思いますか、私はかもしれないと思います。私は午前中にたまっている仕事を一気に取り組むタイプです。自分で言うのも何ですが朝方の集中力は大したものですし、仕事もはかどることを知っています。
私がこんなタイプの人間になった理由の1つは朝が大好きだということです。夜になると明日の朝が待ち遠しい。こんな感覚はお解りにはならないでしょう。ところが私の回りにはこんな変わった人達が結構集まっているのです。
朝が待ち遠しい私は、そのために寝ることも喜びなのです。目覚めれば寝床から出ることも喜びなのです。喜びの楽しみのスパイラル。
生徒の中には「先生、今の自分の生き方を変えたいんです」と相談を受けることがあります。その時は早起きをする事を進めています。還暦を過ぎてから気づいてしまったのです。早起きをすると間違いなくあなたが変わり始めます。

コロンバス通りに面した校舎、正道館のとろこに創立80年記念樹8本のさくらが満開でした。

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4月18日(木)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。

わが家に飛んでくるウグイス君、今朝も素晴らしい鳴き声を聞かせてくれました。
昨日幼稚園母の会の総会に出席しました。(ここでもウグイスの鳴き声を聞きました。オスがウグイスの「谷渡り」をするのだそうです。これはまだ聞いていません)
高校中学の保護者とは全く雰囲気が違います。出席されたお母さんの何人かが赤ちゃんを抱いての会議であります。みんないい子で全然騒がない。 私の日常と大変異なるので、赤ちゃん達を観ているだけで幸せな気分になるのでありました。
出席されたお母さん達、本当にありがとうございました。
瀬谷園長先生がこんな話をされていました。
「お母さん達、子供達は毎日毎日成長しておりますよ。一段、二段、三段と階段を昇るように園児達は成長しますが、その後、二段ぐらい下がってしまうのです。親はどうしたのかなと心配しますが、また一段、二段、三段と成長を見せ、また二段くらい下がる。三段上がって二段下がる、こんなテンポで成長しますので、安心して見守ってやって下さい。」
子育ては難しいですから、とてもいいアドバイス、さすが園長先生であります。
桐生タイムスに昨日の稀勢の里の写真が載っていましたので、チョット拝借しました。

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4月17日(水)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。

今日は中学校の「花まつり」、私にとりましては今年3回目、大善寺、高校、中学、5月に入ってから幼稚園でも行いますので、毎年4回立ち会っております。日本でも私は珍しい存在だと思います。(今年は桐生仏教会の花まつりにも参加しますので計5回)
お釈迦様が誕生した場所がインドのルンビニー園、無憂樹の花が満開に咲き誇っていた。お母さんがその花に誘われて触れたときにお釈迦様が誕生した。これにちなんで「花まつり」と呼ばれる様ようになったのです。
中学1年生は初めてのこと、甘茶にどんな感想を持つでしょうか。

昨日私は出張しておりましたが、元横綱の稀勢の里が来校してくれました。そしてありがたいことに相撲のまわしを持参し、生徒達に胸をかしてくれたそうです。生徒達にはきつい練習だったようですが、本当に夢のような話です。
写真を撮らせてもらったのですが、相撲協会の許可がないと私のコラムには掲載できないようです。その代わりをサインに。

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4月16日(火)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。

今朝起きてすぐにウグイスの鳴き声を聞きました。それがとても上手になっているのです。10日前に聞いたときには未熟だったのに。連続で鳴いてくれるので、その度に「上手だね」と声をかけて上げました。素敵な鳴き声を聞くだけて幸せな気分になります。

昨晩、本棚から2冊の本が突然落ちてきました。
『最後の授業、ぼくの命がある限り』と『生きるって 人とつながることだ!』です。10年前くらいに読んだ本であります。手にとって以前読んだときに折り目(心に残った所)を入れたところを読んでみました。
前の一冊はカーネギーメロン大学のランディ・パウシュ教授が末期癌におかされ、余命3ヶ月、その中で最後の授業を行った目的やそこで言い残したことを、当時一歳、三歳、六歳だった彼の子供達へのメッセージという思いも込められて書かれたものです。
もう一冊は全盲ろう(目が見えない、耳が聞こえない)の東大教授の福島智さんのエッセイ集でありました。
大きなものを抱えている2人でありますが、生き方が前向きで明るいのであります。
些細なことでも辛いことにあうと、絶望しているような顔をしている私とは大違いであります。
ランディさんは言っています。

「夢をかなえる道のりに 障害が立ちはだかったとき 僕は自分にこう言い聞かせている。
レンガの壁がそこにあるのには、理由がある。
僕の行く手をはばむためにあるのではない。
その壁の向こうにある「何か」を 自分がどれほど真剣に望んでいるか、証明するチャンスを与えているのだ。」

また学ばせて戴いてしまいました。
これから日本私立中学高等学校連合会常任理事会で東京へ出かけてまいります。

4月15日(月)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。

今日は高等学校で釈尊の誕生を祝う「花まつり」と新入生を迎えての「対面式」が行われます。
「天上天下 唯我独尊」、偉人伝説のようでありますが、誕生直後のお釈迦様の言葉、これを生徒達に解説します。
一般的には「この世の中で、私が一番尊い」と読み取れますが、本来の意味は私はナンバーワンのおごりではなく、オンリーワンだということなのです。

たった1人の存在感、たった1人の価値観、そしてその人しか歩けない道、その人にしかできない役割を解説したいと思うのであります。このことを考えるときにいつも私の中によぎる言葉達。
若き日の作家吉川英治氏の言葉「あめつちの 中に我あり 1人あり」
また
山本有三氏の小説『路傍の石』の中で 吾一少年(この名前もそうです)の非行を戒めるために次野先生が語ります。

「たった1人しかいない自分を たった一度しかない一生を 本当に生かさなかったら 人間、生まれて来たかいが ないじゃないか」

であります。

あなたがこの世の中にいる事を喜んでくれる人がいることに、気がついていますか。

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4月12日(金)

おはようございます。
今日もよろしくお願いします。

始業式、入学式の1週間が終わります。全ての人達の新しい生活のリズムが始まった。テンポ良くこの4月を進んで行きたいですね。
昨日は県の公私立の校長会に出席しました。今年度は退職された校長先生が多かったので、27人新任の校長先生がおりまして、校長会の会場が熱気に溢れておりました。新しい力も大切ですよね。この先生方と群馬の生徒達の為に頑張ってまいります。

今日は授業の他に身体計測なども行われます。中学生は課題確認テスト、そして午後は恒例の新入生歓迎会が行われます。在校生が計画した催し物、これが楽しいのです。

先日5年後に使用される新紙幣のデザインが発表されました。
ところで、皆さんは「ご縁」でさい銭箱に入れたりする貨幣の五円玉に描かれたデザインを見た事がありますか。
改めて見ることがないと思いますが、稲と水が描かれ、穴の回りはギザギザの歯車が。終戦後に作られたので、これからの日本を支える産業のシンボル、農業、水産業、工業を表しているのだそうです。出来上がってしまえば当たり前なのですが、創造する人達は考えて考え抜いているのでしょう。そういうことって多いですよね。

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