第5回目の「医療倫理・医系進学講座」が7月16日(水)に開催されました。2024年度の群馬大学医学部医学科の推薦入試小論文問題に、1年生(中1)~4年生(高1)がとりくみました。最初の問題は、不測の事態に出会ったときに、「統計学習」をしてなるべく不確実性を減少させ、次に何がおこるかを予測する精度を上げようとする脳のはたらきに関する問題でした。二つめの問題は、からだを動かそうとするとき、「動くぞ!」という意志が先か、それとも脳の電気活動が先か、というのを測定するベンジャミン・リベットの実験に関する問題でした。いずれも、中学生たちがみごとに解いていました 。